【電卓の使い方】逆数計算 割り算の順番を間違えても大丈夫!?

逆数計算はカシオ÷ ÷ = =、シャープ ÷ = で操作できます。

例えば30人中6人が合格するなら

6 ÷ 30 = 0.2
数値 は電卓の表示画面

20%の合格率です。
0.2 の表示をそのままで逆数計算すると

カシオ

0.2 ÷ ÷ = = 5

シャープ

0.2 ÷ = 5

5人に1人が合格します。

目次

ある会議室の一角。

上司「12,345 + 54,321 + 67,890の合計は?」

部下が電卓を叩いて
部下「134,556 です。」
上司「合計に対する 54,321 の割合は」
部下は電卓の画面に合計が出ているので、そのまま計算を続けます。

(数値 は電卓の画面表示です。)

÷ 54321 = 2.47705307339
それを見ていた上司

「反対じゃねぇか!」

部下は、かまわず計算を続けます。

カシオ

÷ ÷ = = 0.40370552037

シャープ

÷ = 0.40370552037

「40.4%です」

上司「…..」

逆数は小学校6年生の算数で習います。
イメージ的には

・割り算を掛け算にできる
・掛けると1になる数
・0の逆数は存在しない

でしょうか。
たとえば掛けると1になる数ですから
5の逆数は
5 × 1/5 = 1 なので 1/5が逆数になります。

頭では分かっていても、実務にはなかなか生かされていないようです。
割り算の順番が反対でも、逆数をつかうと正しく計算ができる。
ことは、いろいろな計算に応用できます。                              

電卓で10÷3×3が10にならない。

10 ÷ 3 = 0.33333333333
× 3 = 9.99999999999 ・・・①

有名な証明の一つとして
x=9.99999・・・ xを9.9999の無限小数とする
10x=99.99999・・・ 両辺に10を掛ける
9x=90  両辺からxを引く
x = 10

逆数計算で確かめてみると

【シャープ】
3 ÷ = 0.33333333333
÷ = 3.00000000003

3 には戻りません。
カシオも同様です。
逆数を使うと誤差が大きくなるのかもしれません。
電卓では、素数の逆数計算を2回行っても元の数には戻らないようです。

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