テフレーヌ改 A5スリムバインダーノート

文房具

こんにちは「あすわた」です。

前回の記事でお知らせしたように、テフレーヌを改造してA5スリムバインダーを作ってみました。

今日は、その使い心地をお伝えしたいと思います。

A5スリムバインダーに興味がある方の参考になれば嬉しいです。

普段はA6ノートをメインに使っています。

バインダーノートは、リングがじゃまになって書きにくい上にかさばるので、使っていませんでした。
今では、その概念を変えたバインダーが誕生しています。

2016年6月発売キングジム「テフレーヌ
2022年12月発売コクヨ「ノートのように使えるバインダー
真ん中はリヒトラブツイストノート、これも良いノートです
真ん中はリヒトラブツイストノート、これも良いノートです


これらのバインダーノートはリングが少ないため書きやすく、薄い作りで折り返しても使えるため使いやすいです。

私が嫌うバインダーノートの欠点が少なくなっており、最近再び使い始めています。

バインダーノートに興味を持って調べてみると、つい最近までテフレーヌからトラベラーズノートサイズのバインダーノートが売られていることを知りました。

2017年に発売され2023年に廃盤となったテフレーヌハンディです。

知ってしまうと、使い勝手はどうなのだろうという好奇心が芽生えてしまいます。

ないものは仕方がないので作ってみました

購入したのはKINGJIMテフレーヌ9854TTE

この型番にHをつけた9854TTEHが、廃盤になったA4三つ折りサイズのテフレーヌハンディになります。

最大収容枚数30枚
大きさは217×159×14


A5のバインダーノートです。

KINGJIMのホームページをみるとバインダーノートではなくリングノートと書かれておりますね。


横幅はA6と同じ105mmにあわせてテフレーヌの表紙を裁断。

当初危惧していた、きれいに切れるのかという心配をよそに意外と力をかけずに裁断できました。

マスキングテープで固定
マスキングテープで固定

表紙のかども、「コーナーカッターかどまるPRO」で難なくカット。

コーナーカッターかどまるPRO
コーナーカッターかどまるPRO

ほぼイメージ通りに作成できました。

今回はリーフも横幅105mmで裁断したので、綴じたときに1mmほどはみ出しています。

横幅をハンディ純正の103mmで裁断すれば表紙に余裕がでたのでしょう。

お手軽なサイズ

セットできるルーズリーフは30枚。

もともとが薄いバインダーノートなので、気軽に使うことができます。

机の上においても、折り畳んで使うとデスク・トップに余裕が生まれます。

それこそ横向きにおけば、コクヨのキャンバスノートハーフサイズのようにパソコンの前に置いて使うこともできます。

横置きでキーボードと一緒に使う
横置きでキーボードんと一緒に使う
コクヨハーフサイズ126×179
テフレーヌ改115×217
サイズ比較

んー、この使い方は良いかも。

必要な情報を書き集めたテフレーヌ改を前において、ポメラやノートパソコンで原稿書きするのは便利です。

蛇足になりますが、A4「1/3」サイズのトラベラーズノートを使い始めてから、ポメラの奥行きが同じサイズだと知りました。

この大きさになると、男性であれば手でバインダーの左右をフォールドできますので、立って書いてもそれほど書きにくいということはありません。

手に持って書いてみます
手に持って書いてみます


横幅がA6サイズと同じになりますので、この大きさになるとスーツの内ポケットに収まります。

上着の内ポケットに入れてみる
上着の内ポケットに入れてみる

A4の書類なら、三つ折りにしてバインダーにはさめて持ち運べます。

持ち運びよし、立って書いてもよしのノートになりました。

これに加えてバインダーノートの利点が加わります。

ノートの順番を変えることはもちろん、A5スリムの大きさですからカードのように並べ変えてアイディア出しすることも可能です。

不満点もあります。

気になるリング

テフレーヌといえども、利き手と逆ページに書こうとするとリングがじゃまになります。

ページの上半分まではリングがじゃまにならないのですが、その境界線をすぎた頃からリングが気になってきます。

下のリングが手に当たります
下のリングが手に当たります

A5スリムサイズにしたことで、余計に感じるようになりました。

「テフレーヌ」はリングが上下に4つ、「ノートのように使えるバインダー」は上下に2つです。

私の使い方なら、リングは上2つ、下1つでも間に合いそうです。

せまくったノート幅

普段からA6ノートを使っています。

本来であればA5スリムの横幅はA6と同じですので、使い慣れたサイズです。

しかしリングノートでは、リングがあるため端から10mmほどが書き込めなくなります。

わずか10mmなのですが、書き込んでいると違和感を覚えます。

A5スリムサイズの愛好家は少なくないと思います。

私もその一人で、この大きさからくるお手軽感が何にも代えがたいメリットです。

加えてルーズリーフの利点を兼ね備えたノートになっております。

いまのところ、KINGJIMのハンディ用ルーズリーフが販売されておりますので使うことができます。

在庫がなくなったときでも、少々面倒ですがA5ルーズリーフを切断して使い続けることができるでしょう。

ルーズリーフ用のパンチを使えばA5スリムサイズノートがそのままリーフになります。

marumanの書きやすいルーズリーフA5をスリムサイズに切断
marumanの書きやすいルーズリーフA5をスリムサイズに切断

Moeagel ルーズリーフパンチ は、一度に6穴ずつあけられるので、「テフレーヌ」や「ノートのように使えるバインダー」に使うときは、上下だけ穴をあけています。

これひとつで30穴、26穴、20穴に対応しています。

Moeagel ルーズリーフパンチ
Moeagel ルーズリーフパンチ

A5スリムバインダーを作製してから1週間、毎日使っています。

トラベラーズノートにはさめることも考えましたが、しばらくはこのまま使ってみます。

気になる点も多かったのですが、今のところメリットがデメリットを上回っているように感じています。