こんにちは、「あすわた」です。
トラベラーズノートには不思議な魅力がありますね。
使っていると愛しくなるノートです。
私が最初に購入したのは、2019年。
本家本元ではない互換商品のCollasaroレザーノートのレギュラーサイズでした。
このときは、不定形サイズのリフィルでは既製品が使えないと勘違いしており利用を断念しました。
旅ノートとして
それから5年がたち、旅行用ノートとしてA4三つ折りサイズのCa.Crea(カ.クリエ)をボディバッグに入れて使い始めました。
A4を三つ折りにした1/3サイズが、これほど持ち運びに便利なのかと気づかされたノートです。
普段、薄型ボディバッグを持ち歩いていおり、バッグのポケットにカ.クリエを入れています。
このバッグでは、出し入れ時に引っかからず、最大になるノートがA4三つ折りサイズです。
カ.クリエを使っていてようやく、トラベラーズノートのリフィルがA4三つ折りサイズであることを知りました。
販売元であったミドリがトラベラーズノートを誕生させたとき、定型サイズではなくA4三つ折りという変形サイズに決定したのは、大きな決断だったのではないでしょうか。
本家本元のトラベラーズノートは、妻から昨年(2023年)5月の旅行時にプレゼントされ使っております。
私がもう一度トラベラーズノートを使いはじめたのは、その名のとおり旅ノートとしてでした。
トラベラーズノートとは
「旅するように毎日を過ごすための道具」をテーマとして2006年に作られたノートです。
荒削りの一枚革にリフィルをゴムバンドで固定して使います。
使い込むほど手になじんでくる牛革カバーと、豊富なリフィルが組み合わされたノートは、40を超える国と地域に愛用されております。
外国からの旅行者が、お土産としてトラベラーズノートを日本で購入しているほどです。
種類
レギュラーサイズとパスポートサイズがあります。
レギュラーサイズは縦幅がA5、横幅がA6サイズと同じであるため、書いていて窮屈な感じがしません。
2009年にはB7サイズのパスポートサイズが追加されました。
パスポートサイズはGパンの前ポケットにも入れて歩けるほどコンパクトで、レギュラーサイズよりさらに機動力が上がります。
トラベラーズノートを使う人はレギュラーサイズ、パスポートサイズの両方を持っている人が多いのではないでしょうか。
どちらも毎日使うことによって、手になじみ革の風合いが出てきます
レギュラーサイズ | 220×120×10 |
パスポートサイズ | 134×98×10 |
純正リフィル
大きく分けると定番リフィル、B-Sides & Rarities、限定リフィルの3つに分かれます。
定番リフィルは月刊フリーダイアリー、週間フリーダイアリー、日記、無罫、横罫、方眼、画用紙、クラフトファイルなど30を超えます。
B-Sides & Raritiesは、使い方の幅が広がりそうなリフィルを集めたものです。
定番リフィルがシングルレコードのA面とすれば、B面のような存在のリフィルとしてネーミングされ、洗濯しても破れないノートやじゃばらノート、シール台紙など個性的なリフィルがそろっています。
このほか、限定リフィルまで含めると紙の質感、ノートの仕様はさまざま。
好きなリフィルを一つのノートにはさんで使えることがトラベラーズノートの魅力の一つです。
私の使い方と代替えリフィル
レギュラーサイズ
主に旅ノートとして使っています。
使っているとレギュラーサイズの「A4 1/3サイズ」は絶妙なサイズといってよいほど。
仕事で使うA4版の資料は三つ折りにすればレギュラーサイズに挟んで持ち運べますし、旅先では最初から三つ折りサイズのパンフレットも数多くあります。
ほんとうに細長で収納しやすい形なのです。
レギュラーサイズは鞄の中、場合によってはGパンの後ろポケットにもするりと入ってしまいます。
それでいて、縦A5、横A6の幅を確保していますから使い勝手も良いです。
私はミドリのMDノートA6を仕事で使っています。
慣れているせいか、同じ幅であるトラベラーズノートがちょうど良い広さに感じるのかもしれません。
旅ノートのほか、雑記帳やブログノートとしてリフィルごとに用途分けをして使っています。
リフィルとして使えるのは純正品だけではなく、多くの既製品が使えます。
私がよく使っているのはプラスのカ.クリエプレミアムクロス。
純正品ではありませんが180度フラットに開き、紙質も良くおすすめです。
そのほかに、気兼ねなく使えるのはダイソーのスリムノートブックですね。
コスパは最高です。
ノート名 | 枚数 | 参考価格 (税込) |
純正リフィル(方眼) | 32枚 | 330円 |
スリムノートブック | 40枚 | 110円 |
カ.クリエプレミアムクロス | 56枚 | 880円 |
カ.クリエ NS | 38枚 | 440円 |
カ.クリエアシスト | 18枚 | 220円 |
ノートの他にもA4三つ折りサイズの商品は数多くあります。
キングジムのオレッタは現在残念ながら在庫のみですが、便利なのでトラベラーズノートと一緒に持ち歩いています。
パスポートサイズ
キャメルとブルーの2冊を持っています。
本当に小さいので機動力抜群です。
ふだんの持ち歩きには、このパスポートサイズがメインとなっています。
前述したようにGパンの後ろポケットどころか前ポケットにも余裕で入ります。
レギュラー同様、革カバーがノートをしっかりと守ってくれるので安心です。
キャメルは雑記帳や備忘録としてボディバッグに入れております。
こちらも純正リフィルではなく無印のパスポートメモやセブンイレブンの糸綴じノートSを利用。
糸綴じノートSは、パスポートサイズに入れると縦幅が少し長く感じます。
しかし、ミシン目が入っていますので、切り取ってレギュラーサイズに張り付けることができます。
どちらも安価で購入できまますし、高級感もあるノートです。
小さなノートは、あっという間に1冊を使い終えてしまいますからコスパは重要ですよね。
便利なのが、魔法のように一瞬でリングが開くリヒトラブツイストノート(メモサイズ8穴)。
クラフトファイルやジッパーファイルに両面テープで固定しています。
ちょっとしたメモ書きや別のノートに貼り付けたいという場合に重宝しています。
ツイストノートのリフィルは国際規格なので100円ショップにも代用できるノートがあります。
ノート名 | 枚数 | 参考価格 (税込) |
純正リフィル(横罫) | 32枚 | 264円 |
無印パスポートメモ | 24枚 | 120円 |
セブンイレブン 糸閉じノートS | 40枚 | 158円 |
リヒトラブツイストノート メモタイプ8穴 | 40枚 | 253円 |
京大型カード
B7ノートですので、見開きでは当然B6の大きさになります。
B6といえば思い出すのは梅竿忠夫著「知的生産の技術」に出てくる京大型カードですね。
情報をノートに書き込むのではなく、B6カード一枚に一項目ずつ書いてストックしていく。
そのカードを「くる」ことで、新たなアイディアを発想するという手法です。
梅竿氏はB6カードには他の人にわかるように書いていく豆論文として書くのだとしております。
ですので、パスポートサイズも見開きで使えばそこそこの文量を書き込むことができます。
ただ、どうしてもページの区切りが邪魔になるので、90度回転させて横向きに書き込むのも一つの方法かなと思います。
B7ノートは小さすぎると思っていましたが、なんのその、けっこう書き込むことができます。
使ってみないとわからないものです。
高橋手帳をはさむ
もう一冊は高橋手帳No.140をはさみ込んでいます。
NOLTY同様、こちらもパスポートサイズにぴったり入ります。
私はスケジュールをグーグルカレンダー、タスク管理はtodoistを使っています。
タスク管理は頻繁に変わってきますので、アプリを使った方が楽です。
グーグルカレンダーとtodoistは、スマホでもパソコンでも入力できます。
事務所には専用のパソコンがあるので、予定もタスクもほとんどはパソコンで入力しています。
ですので、手帳は何に使っているのかと思われるかもしれません。
グーグルカレンダーとtodoistは双方向同期ができますので、朝のルーチンはtodoistをみながら、この手帳に一日の予定とやるべきタスクを大雑把に記入しています。
No.140のウィークリーは時間軸が記載してあります。
時間軸のすぐ下に予定を書き、その下には実際にやったこと、誰と会ったかを記入しておきます。
右側のページは一行日記風にメモを書いています。
マンスリーページは目標達成のための数値実績記入用として利用しています。
それぞれのページを開きやすいようにミドリのインデックスクリップでとめています。
このインデックスは21mm×13mmの大きさに加え、厚さが0.15mmという驚異的な薄さです。
小さなノートや手帳には、使いやすいインデックスですね。
ミンクオイルとブリオ
ノストラジックな雰囲気を醸し出すトラベラーズノート。
トラベラーズノートの「紐しおり」が、好きです。
素朴な感じが好きなので、できるだけデコらず愛用しております。
毎日触ることが一番の手入れなのだそうですが、私はコロンブスのミンクオイル(770円)とブリオ(馬毛セット2,200円)を使って保革してみました。
ミンクオイルは革を柔らかくしますので、ノートカバーは堅い方が良いという方は使わない方が無難です。
私は柔らかいノートカバーが好きですので、レギュラーサイズ(キャメル)、パスポートサイズ(キャメル)、Collasasroレザーノート(茶)に使っています。
私好みの柔らかな革になりました。
ただし、キャメルにミンクオイルを使うと変色し茶色になりますの注意が必要。
トラベラーズノートのキャメルは、他のトラベラーズノートとは違いスエード調でふわふわした感触です。
変色はしても、ふわふわした感触は残っています。
一方、パスポートサイズ(ブルー)は変色させたくなかったのでブリオを使いました。
保湿、保革用クリームとして変色も少なくさらっとしており、満足しています。
コメント